現在、パソコンなどで利用できる光学メディアとしては、CD・DVD・ブルーレイディスクと、さまざまな種類が存在しています。
ですが、それぞれの種類にどのような特徴があるのかいまいちよく分からないという方もいらっしゃるでしょう。かく言う私もその一人です。
そこでここでは、CD、DVD、ブルーレイディスクの種類ごとの特徴を、自分なりに理解するためにざっくりと整理してみました。
目次
CD
CD-ROM
最大容量700MBの読み取り専用ディスクです。
CD-R
最大容量700MBの書き込みが可能なディスクで、一度書き込んだ情報は削除できませんが、Windows 10などでは、空き容量があれば追記が可能です。
CD-RW
最大容量700MBの繰り返しの書き込みが可能なディスクで、書き込んだ情報を編集したり、削除することができます。
DVD
PCやDVDレコーダーで作成したDVDや、ファイナライズ処理を施していないDVDは、作成した機器以外で再生できない場合があるので注意が必要です。
DVD-ROM
容量は一層が片面4.7GB・両面9.4GB、2層が片面8.5GB・両面17GBの、読み取り専用ディスクです。
DVD-R
容量4.7GB(片面1層)のタイプと、DVD-R DLと呼ばれる容量8.5GB(片面2層)のタイプがある書き込み可能なディスクで、一度書き込んだ情報は削除できませんが、Windows 10などでは、空き容量があれば追記が可能です。
なお、DVD+Rとは規格が異なり互換性はありません。
DVD-RW
容量4.7GB(片面1層タイプ)の繰り返しの書き込みが可能なディスクで、書き込んだ情報を編集したり、削除することができます。
なお、DVD+RWとは規格が異なり互換性はありません。
DVD+R
容量4.7GB(片面1層)のタイプと、DVD+R DLと呼ばれる容量8.5GB(片面2層)のタイプがある書き込み可能なディスクで、一度書き込んだ情報は削除できませんが、Windows 10などでは、空き容量があれば追記が可能です。
なお、DVD-Rとは規格が異なり互換性はありません。
DVD+RW
容量4.7GB(片面1層タイプ)の繰り返しの書き込みが可能なディスクで、書き込んだ情報を編集したり、削除することができます。
なお、DVD-RWとは規格が異なり互換性はありません。
DVD-RAM
容量は片面4.7GB・両面9.4GBの、繰り返しの書き込みが可能なディスクで、書き込んだ情報を編集したり、削除することができます。
ブルーレイディスク(BD)
PCで作成したブルーレイディスクがBDレコーダーやBDプレイヤーで再生できないなど、互換性に問題が出る場合あるので、そのような使い方をするなら、あらかじめBDドライブ・BDレコーダー・BDプレイヤーの仕様をよく確認しましょう。
BD-ROM
容量が1層につき25GBの読み取り専用ディスクです。(1層タイプから4層タイプまであります)
海外製のBD-ROMは、リージョンコードやカラーテレビ方式の違いにより、再生できない場合があります。
BD-R
容量25GB(片面1層)のタイプと、BD-R DLと呼ばれる容量50GB(片面2層)タイプ、BD-R XLと呼ばれる容量が100GB(片面3層)、128GB(片面4層)のタイプがある書き込み可能なディスクで、一度書き込んだ情報は削除できませんが、容量に空きがあれば追記が可能です。
BD-R LTH TYPE
CD-RやDVD-Rと同様の低価格な有機色素材を中心に構成された、容量25GB(片面1層タイプ)の書き込み可能なディスクで、一度書き込んだ情報は削除できませんが、容量に空きがあれば追記が可能です。
BD-RE
容量25GB(片面1層)のタイプと、BD-RE DLと呼ばれる容量50GB(片面2層)タイプ、BD-RE XLと呼ばれる容量が100GB(片面3層)、128GB(片面4層)のタイプがある繰り返しの書き込みが可能なディスクで、書き込んだ情報を編集したり、削除することができます。